ロンジンパートナーシップ（馬術編）
2023/03/01
ロンジン、競馬スポーツとの結びつき
ロンジンの馬術競技への情熱の始まりは、ブランド創成期の19世紀に
までさかのぼります。1869年、ロンジンは馬術をモチーフにした初の腕時計を
製作しました。その後、馬とジョッキーが描かれたケースに収められた
初のクロノグラフムーブメントを発表。1881年以来、このタイムピースは
アメリカのジョッキーや乗馬スポーツ愛好家にとっての基準となっています。
1912年、ロンジンはリスボンで開催された障害飛越競技大会と
最初のパートナーシップを結び、馬術界とのつながりを確実なものにしました。
ロンジンはその歴史の中で、スポーツ計時の精度の限界に挑み続けてきました。
また、その正当性と専門性を確立したことで世界中の最も権威のある
大会のパートナーを務め、馬術競技の世界で活躍する選手たちと手を取り合ってきました。
今日、ロンジンは障害飛越競技、総合馬術、馬場馬術、
そしてフラットレースとの密接な協力関係を築いています。
競馬
競馬界は何世紀にもわたり、競走馬が本来持つ速く走るための能力や
性質を存分に発揮することで発展を遂げてきました。したがって、
競馬は人間が馬術に情熱を傾けるための単なる口実ではありません。
世界で最も普及している馬術競技のひとつであり、
卓越性と競技性が一体となった独特の熱気を生み出していることは間違いないでしょう。
障害飛越競技
障害飛越競技は、卓越性、技巧、パワー、知性、そして何よりも騎手と
馬との完璧な調和が求められる、魅惑的で華麗な馬術競技です。
総合馬術
総合馬術は、馬場馬術の優雅さ、障害飛越の正確さ、クロスカントリーの
スピードと勇気を併せ持つ競技であり、騎馬には優れた万能性が、
騎手にはたぐい稀な技術が求められます。
馬場馬術
スポーツと馬術の境界線上にある馬場馬術は、多くの集中力と技術を
必要とする種目です。騎馬と騎手にとって必要不可欠な価値観である、
エレガンス、正確さ、そして美しい所作が重要視されます。
競馬スポーツのアンバサダー
エドワード・シュミッツ
障害飛越競技のトップ選手として活躍を見せる新世代を代表する彼は、
常に新しい目標を掲げ、これまでの成果に加えて今もなお飛躍的な
成長を遂げています。特に2022年のロンジン インターナショナル グランプリ オブ アイルランド
（Longines International Grand Prix of Ireland）での優勝は、
エドゥアール・シュミッツ選手にとって最も大きな功績となりました。
さらに、過去4年に渡ってスイスの障害飛越競技の選抜チームメンバーに
選ばれてきた彼は、2021年10月に初めて世界トップ40にランクインしました。
2022年のグローバル チャンピオンズリーグ スーパーカップ ファイナル
（2022 Global Champions League Super Cup Final）では、
マイアミ・セルティックスチームの一員として勝利を手にし、
目覚ましい活躍を見せています。
スイスチームの一員として、彼はザンクトガレンで開催された
ロンジンFEIジャンピング ネーションズ カップ™（Longines FEI Jumping Nations Cup）
で勝利を収め、2022年にダブリン、ソポト、バルセロナで開催された
ロンジンFEIジャンピング ネーションズカップ™（Longines FEI Jumping Nations Cup）、
2023年にアムステルダムとボルドーで開催された
ロンジンFEIジャンピング ワールドカップ™ 西ヨーロッパリーグ
（Longines FEI Jumping World CupTM Western European League）
でも表彰台に上っています。
ジェーン・リチャード
馬術界とは縁遠い家庭の出身であるジェーン・リチャードは、
10代の頃から乗馬を始めます。彼女の情熱と前向きな姿勢は両親の心を動かし、
最初の馬であるフラメンコ号をプレゼントされました。
若き馬術氏はすぐに実力を発揮します。
弱冠15歳にして、ジェーン・リチャードは1998年にケルツェルスで
開催されたスイス ファイナル チーム トロフィー（スイス）で初優勝を果たします。
このメダル獲得以降、所属クラスで常にトップ10入りし続けています。
ゾンケ・ローテンベルガー
まだ若い選手であるにも関わらず、ゾンケ選手はすでに彼の2倍の
年齢の選手しか夢見ることのできないキャリアを誇っています。
競技中の彼から感じられるエレガンスは、「Elegance is an Attitude」
というロンジンのモットーが体現する価値観そのものです。調和の取れた動き、
騎手と馬が完全に一体化し、互いに尊敬し合う関係は、エレガンスの究極の表現です。
10年以上のキャリアにおいて、このドイツ人騎手はアイコニックな
Cosmo号に騎乗して、タイトルやメダルを連続して獲得しています。
2016年、ゾンケ選手は自身の卓越した才能と馬術競技への貢献に対して、
FEI授賞式で授与された賞の1つ、ロンジン ライジングスター賞を受賞しました。
ここ数年間の彼の功績には、2016年のリオでの団体金メダル、
2017年のヨーテボリ（スウェーデン）で開催された
ロンジンFEIヨーロッパ ドレサージュ チャンピオンシップ
（Longines FEI European Dressage Championships）での個人銀メダル2個と団体金メダル、
その12か月後、トライオン（米国）で開催されたFEI世界馬術選手権大会™
（FEI World Equestrian Games）での個人銅メダルと団体金メダル、
2019年のヨーロッパチームとして2度目となった金メダルと個人の銅メダルなどがあります。
